帰還成功を祝う「はやぶさ2」運用チーム
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は12月6日、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが地球に帰還したと発表した。小惑星「リュウグウ」の地表から採取した試料が入ったカプセルはオーストラリアのウーメラ砂漠の実験場でカプセルを発見され、8日にJAXAの宇宙科学研究所(相模原市)に運ばれた。分析チームがカプセルを開封し、試料の分析を進めている。 【画像】小惑星の砂 6年に及ぶはやぶさ2のミッションは主な目標をほぼ終え、「フルサクセス」達成に向けて残る課題は「採取した試料の分析で、鉱物・水・有機物相互作用に関する新たな知見を得る」のみ。小惑星サンプルの研究に向けた準備を整えた状態となった。 JAXAはその後、リュウグウ由来とみられる砂の粒やガスのサンプルを確認したと発表。さらに詳しい分析を進めるとしている。今後、はやぶさ2にはどのような成果が期待できるのだろうか? これまでの経緯を振り返り、考察してみよう。
打ち上げから小惑星リュウグウ近傍フェーズまで
工学実証機として世界初の小惑星への着陸、サンプル採取を成功させ、2010年に地球へ帰還した「はやぶさ」の後継機として、はやぶさ2は計画された。宇宙科学コミュニティーの枠を超え一般の人々からの応援も熱かったものの、はやぶさの運用は困難を極め、プロジェクトチームは多大な労力を割かざるを得なかった。はやぶさ2は、探査技術の完成と「行けるところに行くのではなく、狙ったところへ行き、帰ってくる」という目標の達成を目指した探査機だ。 はやぶさ2は14年12月3日に打ち上げられ、地球に接近する軌道を持つ小惑星リュウグウへ18年6月27日に到着した。リュウグウは直径約900m、自転周期は約7.6時間。「コマ型」といわれる赤道付近が膨らんだ回転対称の形状で、過去には3.5時間程度で自転していたと見られている。 はやぶさ2は観測機器として、リュウグウの形状や表面の様子を撮影する3台の光学航法カメラ(望遠の「ONC-T」、広角の「ONC-W1」「ONC-W2」)や小惑星の表面温度を調べる「中間赤外カメラ」(TIR)、水を含む鉱物がある帯域の光を吸収する性質を利用して小惑星表面の鉱物の分布を調べる「近赤外分光計」(NIRS3)、小惑星と探査機間の距離を測定する「レーザ高度計」(LIDAR)などを搭載。これらを使った観測成果は後に米科学誌「Science」の特集にもなっている。 18年9月21日には、はやぶさ2から移動可能な小惑星探査ロボット「MINERVA-II1」(ミネルバ2-1)2機を投下。ミネルバはモーターの回転を利用してジャンプする「ホップ」で移動する機能を備え、カメラと温度計で小惑星の表面の様子を観測できる。後に「イブー」(ローバー1A)、「アウル」(ローバー1B)と命名された2台は、未知なる小惑星の表面でホップによる移動技術を実証し、リュウグウ表面から一面に岩塊の広がる画像の多数送信に成功した。 同年10月3日には、はやぶさ2からフランス、ドイツが開発した小型表面探査ロボット「MASCOT」(マスコット)が投下。16時間の活動でカメラや分光顕微鏡、熱放射計、磁力計という科学観測機器を備え、リュウグウ表面の物質を観測した。
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