ゴールデングラブ賞の投票内訳は? ロッテ井上は2票差で3人同時受賞ならず
セ・リーグ捕手&外野手も激戦区となった
ロッテ・井上晴哉【写真:荒川祐史】
セ・パ両リーグの守備のスペシャリストを表彰する「第49回三井ゴールデン・グラブ賞」が18日に発表され、最多は4年連続の日本一となったソフトバンクの4選手が選ばれ、セ・リーグでは8年ぶりにAクラスに入った中日からの3選手が最も多かった。 【一覧】2020年「三井ゴールデン・グラブ賞」各ポジション別得票数 セ・リーグ二塁手として史上初の守備率10割をマークした広島の菊池涼介内野手は8年連続8度目の選出。菊池のように順当に選出される選手もいたが、大接戦となる部門もあった。パ・リーグの一塁手部門ではソフトバンク・中村晃外野手、日本ハム・中田翔内野手が77票で並び同時受賞。3位のロッテ・井上晴哉内野手(75票)ともわずか2票差の大接戦だった。 セ・リーグで接戦となったのは捕手、外野手。捕手1位の阪神・梅野隆太郎捕手(136票)と2位の中日・木下拓哉捕手(117票)は19票差、外野手3位のヤクルト・青木宣親外野手(132票)と4位の巨人・丸佳浩外野手(119票)は13票差だった。 初受賞は中村晃、パ・リーグ二塁手の西武・外崎修汰内野手、同三塁手の楽天・鈴木大地内野手、同外野手の日本ハム・大田泰示外野手、セ・リーグ一塁手のダヤン・ビシエド内野手の5選手。同外野手のヤクルト・青木は実に9年ぶりの受賞となった。
Full-Count編集部
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