9月30日、保釈時の伊勢谷被告
大麻取締法違反(所持)で起訴された俳優・伊勢谷友介被告(44)の初公判が1日、東京地裁で開かれ、伊勢谷被告は起訴内容を認め、検察側は懲役1年を求刑し即日結審した。弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。判決は12月22日に下される。入手ルートについては明かさない姿勢を貫いたことなどもあり、ネット上には更生に期待する声がある一方で厳しい意見も出ている。
「知人さらす必要ない」入手先は明かさないまま
9月に都内の自宅で乾燥大麻およそ13.17グラムを所持していたとして罪に問われた伊勢谷被告。同月8日に現行犯逮捕され、同月30日に保釈されていた。公判で伊勢谷被告は反省の気持ちを述べるとともに損害賠償のため自己資産の大半を費やしたことなど、自身の現況についても説明したという。 「初公判で伊勢谷被告は、26歳ごろオランダのアムステルダムで初めて大麻を入手して使ったと説明し、当初はリラックスして睡眠をとるために使ったと。オランダでは違法ではなく、海外で許されているから日本で使うことへの認識が甘くなったとも釈明しました。今回については、去年の秋から再び使い始め、コロナ禍で在宅することが多くなり使用してしまったと。自身と大麻の関係については説明していますが、入手先であるという知人については『誰かを傷つける犯罪ではないと考えていまして』と持論を述べ、『知人を世の中にさらす必要は考えていません』と、話しませんでした。初犯で執行猶予付きの判決が下る可能性が高いと思われますが、すでに伊勢谷被告側もそれを前提にいろいろな動きを取っているようです」(スポーツ紙40代男性記者) 伊勢谷被告は俳優業の傍ら地球環境の改善を提唱しリバースプロジェクトなる会社を作ったが、公判後、同社の公式サイトでも代表取締役である伊勢谷被告の名義で謝罪文が掲載された。今後の活動に関して伊勢谷被告自身と株式会社リバースプロジェクトは信頼回復を最優先に活動を自粛、理念や志は株式会社リバースプロジェクトストア及び一般社団法人リバースプロジェクト別法人が継承し、全日本制服委員会(リバースプロジェクトがプロデュースする環境に配慮した雇用制服の導入を推進していくプロジェクト)の事業は推進してきたメンバーに事業譲渡したと説明した。
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