左から渋谷慶一郎、草なぎ剛、内田英治。
「ミッドナイトスワン」の大ヒット舞台挨拶が本日11月29日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演の草なぎ剛と監督の内田英治、音楽を手がけた渋谷慶一郎が登壇した。 【動画】「ミッドナイトスワン」60秒予告(メディアギャラリー他3件) 本作の脚本を読んだ際に、気付いたら涙していたという草なぎは「自分がなんで泣いているのかわからなかったけれど、それがすごくいいと感じて。そういう気持ちを映像、演技で伝えたいと思いました」と当時を懐かしみ、「こうやってたくさんの方に観ていただけたということは、その気持ちが伝わっているんだなと思っています」とヒットを受けての心境を言葉にする。そして「公開10週目で大ヒット舞台挨拶なんて、芸能生活で初めてかもしれません。いや、あったかな? やっぱり、ないな。初めてです」とおどけ、「代表作は『ミッドナイトスワン』になるなんて最初冗談半分で言っていて、“#草なぎ剛代表作”なんて付けていたけれど、本当に代表作になった感じがします」と続けた。 カイロ国際映画祭パノラマ部門での上映が決まり、台湾や香港での公開も予定されている本作。小説の売り上げは8万部を突破し、サウンドトラックもヒットしているそう。内田は「小説も読んでもらえて、音楽も聴いてもらえる。全方位的な映画って本当に珍しいと思います」とコメントし、草なぎも「いろんなところから楽しんでいただける奇跡的な作品」と喜びを噛みしめた。渋谷は「1週間という限られた時間で作らなければいけないので、自分のスタジオにこもって、コンピュータから流れる映画を観ながら、ピアノで作り上げました」と制作秘話を明かし、草なぎを「1週間で作ったってすごい!」と驚かせる。 最後に草なぎは「年齢問わず(心に)訴えかけるものがある映画で、生きていくうえで大事な気持ちを、凪沙と一果を通して感じてもらえる気がしています」「世界に羽ばたいていってほしい作品でもあり、身近に感じてほしい作品でもあります」と観客に呼びかける。さらに「『ばるぼら』も公開中! 稲垣吾郎代表作『ばるぼら』」とアピールしながらステージをあとにした。 「ミッドナイトスワン」は全国の劇場で上映中。 ※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記 (c)2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
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