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内村航平が会見　「『偽陽性』、良い経験できた」　８日に体操国際大会

内村航平（川口良介撮影）

　４カ国による体操の国際大会は８日、東京・代々木競技場で行われる。日本から出場する内村航平（リンガーハット）が７日、オンラインで報道各社の取材に応じた。徹底した新型コロナウイルス対策の中で開催される今大会について「対策はやりすぎるくらいでちょうどいい。僕たちはしっかり演技するのが仕事。感染者やけが人を出さないことで、東京五輪に向けた良いモデルケースにできると思う」と語った。　自身は大会前のＰＣＲ検査で、実際は新型コロナに感染していないのに陽性と判定される「偽陽性」を経験。「陽性だといわれたとき、絶対に嘘だと思った。感染経路が不明すぎた」と振り返り、「（本当に陽性だったら）いろんな人に迷惑や影響があるんだと知ることができた。検査する人もしっかりやっている。仕方ない」と受け止めた。　陰性であることが証明されるまでの２日間は練習を止められ、宿泊先の自室でトレーニングをしていたという。調整に影響はあったはずだが、「五輪のことを考えると、これくらいイレギュラーなことがあってもいい。いい経験ができた。『大変だ』とか、このご時世言っていられない」と集中力を高めていた。　今大会は鉄棒のほか床運動、あん馬、跳馬の計４種目にエントリー。この日は会場で鉄棒のブレトシュナイダーなどを練習した。

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