７日も過去最多の１８７人の感染者が発表された北海道では、独自の警戒ステージを「３」に引き上げ、札幌の繁華街・ススキノで営業時間の短縮などを要請することを決めました。 　「ただいま、ステージ３へ移行することを決定した。ここで徹底した感染防止対策を講じ、これ以上の感染拡大を抑え込まないといけない」（北海道 鈴木直道知事） 　７日の北海道の新規感染者は１８７人で最多を更新し、感染の拡大が止まりません。 　「しかたがないと思う。ただ、飲食店関係の人は大変」（札幌市民） 　このうち札幌市の感染者は１４１人で、こちらも過去最多でした。また、札幌以外の地方にも感染が広がっています。 　このため道は、７日午後、独自の警戒ステージを５段階の「３」に引き上げました。特に感染が拡大しているススキノでは、キャバレーやバーの営業時間を午後１０時までに。また、カラオケ店や居酒屋には、午後１０時以降、酒を提供しないよう要請します。対象地域はススキノを中心にしたエリアで、およそ「４０００」の店舗があります。 　「なんとしても１１月で抑え込んでいく」（北海道 鈴木直道知事） 　「ススキノ地区については、深夜に及ぶ飲酒を共にする場で感染が拡大している。営業時間・酒類提供時間の短縮対象の施設は、より多くの協力をお願いしたい」（札幌市 秋元克広市長） 　要請の期間は７日から２７日までの３週間で、協力した事業者に２０万円の支援金を支払います。（07日17:40）