警戒ステージ「2」に移行して1週間。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、道と札幌市のトップが緊急会談しました。 　「今、ここで踏みとどまらなければ…さらに感染が拡大をしていくことになりますので、より一層の北海道との連携について協議をさせていただきたい」（札幌市・秋元克広市長） 　「このまま感染が拡大していった場合、北海道全体に対して強い措置を、今後さらに検討していかなければならない」（北海道・鈴木直道知事） 　鈴木知事と秋元市長は、感染が広がる札幌市内で、飲食店の営業時間短縮を含め、より踏み込んだ対策を取る方向で一致しました。 　「（経済活動にストップ、ブレーキをかけるのをいとわないという意味か？）アクセルを踏むのかブレーキを踏むのかは、その都度、感染状況を踏まえ対策していく必要があるだろうということです。詳細をしっかり検討していきたい」（秋元市長） 　「特に繁華街における集団感染事例も、確認が相次いでいる状況がありますから、やはり強い措置を検討せざるを得ない。時間短縮についても、その必要性があるのではないかということについては認識は同じくしているが、しっかり専門家に意見を聞きながら、どういったかたちで実行していくかも含めて、その可否についても、今後検討していく」（鈴木知事） 　一方で依然、札幌・ススキノでは、接待を伴う店で感染が…。4日は、ニュークラブとスナックで、新たなクラスターがわかりました。 　ススキノの接待を伴う飲食店の感染は、これで98店舗、379人に上ります。 　道内の新たな感染者は、3日より4人増えて75人。札幌市発表が51人、道発表が石狩地方の13人や胆振地方の5人などあわせて23人、そして、函館市発表の1人です。