11月4日、北海道内では75人が感染。感染拡大は止む気配がありません。 　札幌市ではススキノの接待を伴う飲食店で新たに2件のクラスターが発生し51人。その他にも石狩地方で13人、胆振地方で5人の感染が確認されました。 　連日の感染拡大を受け、知事と札幌市長は緊急会談し、ススキノなどの飲食店の営業時間短縮も含め対策を検討していくことを確認しました。 　秋元 克広 札幌市長：「（飲食店の）営業時間の短縮の要請も含めて検討していく」 　鈴木 直道 北海道知事：「繁華街における集団感染事例も確認が相次いでいる。強い措置を検討せざるを得ない」 　鈴木知事と札幌市の秋元市長は感染拡大を受け緊急に会談を行い、飲食店の営業時間短縮など強い措置を検討する方針を明らかにしました。 　新たに感染が確認されたのは、札幌で51人、函館市で1人、空知地方で2人、石狩地方で13人、胆振地方5人など、あわせて75人です。 　このうち札幌では10代から90代の51人が感染し、このうち35人の感染経路がわかっていません。 　ススキノ地区では、新たに2軒の接待を伴う飲食店で集団感染が発生しました。 　ニュークラブでは、市が店舗ごとに行っている検査で、20代から30代の従業員6人の感染がわかりました。 　スナックでは、30代から60代の従業員と客5人が感染しました。 　接待を伴う飲食店"夜の街"関連では2店舗6人が増え、これで98店舗379人となるなど感染拡大が続いています。 　また札幌市中央区のJRタワーホテル日航札幌は、ホテル内の飲食店に勤務する社員5人が感染したことを公表しました。 　10月27日以降に利用した客に対し、保健所などに相談するよう呼びかけています。

知事と札幌市長は緊急会談で危機感を共有

【知事と札幌市長の緊急会談の内容】 ・特に繁華街での集団感染に強い危機感 ・ここが正念場 ・踏み込んだ対策、強い措置検討 →飲食店への営業時間短縮など早急に専門家を含め協議