交際女性への暴行容疑で、ハンドボール界のレジェンドを逮捕。 逮捕された男は、2021年のオリンピックを目指していた。 宮崎大輔容疑者（2015年）「一応、僕がオリンピック予選としては4大会目で、オリンピックは出場できずにいたんですが、1点、2点で負けていて悔しい思い」 オリンピックに対して、強い思いを打ち明ける宮崎大輔容疑者（39）。 ハンドボールの日本代表として長年活躍し、ハンドボール界のレジェンドと呼ばれていた。 しかし、宮崎容疑者は、愛知・名古屋市内のホテルで、知人女性に暴行した疑いで逮捕された。 逮捕された宮崎容疑者は、2日未明、名古屋市内のホテルで交際相手の20代女性の髪の毛を引っ張るなどした暴行の疑いが持たれている。 いったい、何があったのか。 宮崎容疑者は、犯行前、知人4人で中区の飲食店で酒を飲み、その際トラブルになっていた。 宮崎容疑者は、1日夜、名古屋市内の飲食店で男女4人で食事。 その中の女性1人とけんかとなり、警察が駆けつける騒ぎとなっていた。 その場は収まり、警察官も引き上げたという。 しかし、その後、宮崎容疑者は、けんかした女性とは別の交際相手の20代女性と2人で宿泊先のホテルへ移動。 そこで、この女性とトラブルになり、髪の毛を引っ張るなどの暴行を加えたとみられている。 当時、宮崎容疑者は、酒に酔っていたとみられ、調べに対し、容疑を否認しているとみられている。 今回の事件を受け、日本ハンドボール協会は、「長年、日本のハンドボール界をけん引してきた選手、後進の見本となるべき選手の暴力行為が、仮に事実とすれば、極めて遺憾に思います」と、コメントした。 また、宮崎容疑者が所属する日本体育大学は、フジテレビの取材に対し、「名古屋に行っていたのは、大学の活動としてではないため、知りませんでした」とした。 警察は、犯行のいきさつについてくわしく調べている。