大阪都構想の住民投票は通常の選挙とは異なり、投票日当日の１１月１日も街頭演説が可能で、賛成派・反対派の両陣営は最後まで訴えを続けています。 【賛成派　大阪維新の会・松井一郎代表】 「大阪府と大阪市は互いに張り合って、無駄な都市開発をして、大きなお金をパーにしています。 （以前は）新しい住民サービスができるどころか、破綻するんじゃないの、そのような状況でした。ひとつになって力を発揮する方がいい。二度とバラバラにならない仕組みを作って、次の世代に引き継いでいく」 【賛成派　公明党大阪府本部・土岐恭生幹事長】 「前回（２０１５年）反対した内容よりも大きく生まれ変わっています。公明党が改善したわけでありまして、まさに今回の都構想は公明党の都構想になっているわけであります。大きな仕事は大阪府にお願いしましょう。特別区は、まさに住民のみなさまの身近なところでサービスを拡充することに専念をしていく」 【反対派　自民党大阪市議団・北野妙子幹事長】 「松井市長が頑張っていらっしゃる。そして吉村知事が頑張ってる。そんなの関係ないんです。みなさんの生活に関わること、これを選ぶのが住民投票なんです。住民サービスが下がる。大阪市を一度壊してしまったら、もう市民には戻ることはできない。大阪市には戻ることが出来ない片道切符なんです。愛するふるさと、大阪市を何とかみなさんの手で守っていただきたい」 【反対派　共産党大阪市議団・山中智子団長】 「（大阪市を）潰してしまって、貧乏で半人前で自分たちのことを何も決められない、全国の市町村並みの住民施策さえできない、そんな特別区に格下げさせる。これは解決にならない。どうか反対とお書きください」